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運動会 [学校]

先週、前任校の運動会に行ってきた。今年度は、創立140周年記念運動会。例年以上の盛り上がりを見せていた。
その方が、ご自宅の窓に色画用紙で「祝140thガンバレ」と応援メッセージを貼ってくださっているのだ。昨年度もそうだった。
地域に見守られ、応援されている学校は強い。ありがたいことである。
そして、今日は現任校の運動会だった。昨夕からの雨で、どうなることかと思ったが、今日は晴れ。無事に運動会を終えることができた。現任校もまた、温かい保護者、地域の方に応援をいただき、すばらしい運動会だった。

保護者も地域の方も一緒に地元の民踊を踊る。

5,6年生によるスタンツ「田園風景」

同じくスタンツ「万代橋と信濃川」
給食 [学校]
一週間 [学校]
新任校での一週間が終わった。時間だけが飛ぶように過ぎていった。
初日、いきなりの職員会議。教頭である私が司会。議案をほとんど知らない中で会議を仕切っていかなければならない。
会議を終え、フーッと一息ついていると、私宛に花が届いた。前号で書いた前任校の校長からである。

こんな花をいただいたら、がんばらないわけにはいかない。
今日は新任式と始業式。初めてこの学校の子供たちと出会う日である。
やはり、子供がいてこその学校。昨日までとは学校の雰囲気がまったく違う。私もエネルギーがわいてきた。
志 [学校]
昨日31日は土曜日だったので、3月30日が6年間勤めた学校の最後の勤務日だった。勤務校の校長にとっては、この日が実質的な退職の日となる。
校長は社会科の大家である。私は、新採用のときに校長(当時は30代の青年教師!)の著書を購入している。先日、久しぶりに書棚からこの本を取り出すと、付箋で一杯だった。25年前の私が付けた付箋である。この著書からたくさんの学びを得たことの証である。
30日の朝、この著書をもって校長室を訪れた。著書にサインをもらうためである。校長は、日付とサインと共に「志」と書いてくださった。退職の日付入りでもらったサインは、私にとっても大切な記念である。
夕方の4時、校長、教頭と共に最後の校舎巡視。各教室には、各学年の担任が待ち構えており、訪れた校長に感謝の言葉を述べていく。涙ぐんでいる担任もいる。
10分ほどの後、私も学校を後にした。全員が玄関に出て、送ってくださった。感無量。
明日からは、新任校で教頭としての仕事がスタートする。「志」をもって仕事に臨みたい。
子供の感想から見る「コミュニケーション能力の素地」 [授業]
「類推と反応」をキーワードとしたcontent-basedの授業により、子供たちに「コミュニケーション能力の素地」が養われることがよく分かる感想である。
■私がこの一年間で感じたことは、ジェスチャーを通しながらも通じるということです。例えば、料理をしながら英語の勉強ができました。ポップコーン&パンケーキを作って、ちょっぴりだけ英語が分かるようになりました。とってもうれしかったです。また、歌を歌いながら覚えることができることもすごいと思いました。私は、将来、英語を使わなきゃいけない職業につくので6年生になってもがんばりたいと思います。
■英語は世界の共通語で、英語を話せれば、いろいろな国の人としゃべれることが分かりました。楽しかった活動は、7月にやった「日本の祝日、世界の祝日」です。外国と日本の文化のちがいにおどろきました。12月にやった「外来語を知ろう」では、シュークリームやピーマンは発音だけではなく、言葉もちがうことが分かりました。1月には、世界の年明けの様子が見られました。だいたい、どの国でも花火が打ち上がっているのが印象に残っています。6年生では、もっともっと英語をがんばりたいです。
■私は、外国語活動をする前は「あ〜、むずかしいんだな〜。」と思っていたけれど、始まってみると、英語を使うって楽しいな〜と思いました。英語を推理してポップコーンを作ったり、パンケーキを作ったりすることができてよかったです。あっという間に、35回もの外国語活動を終えてしまいました。6年生になっても英語に親しんでいきたいです。英語を推理して、単語でもジェスチャーでもいいから伝えることが大切だと学びました。外国語活動はとっても楽しかったです。ありがとうございました。
■いちばん最初にした「ポップコーン作り」では先生がどのようにして作るのかを英語やジェスチャーをしながら教えてくれました。いちばん最後の授業の「パンケーキ作り」では、先生が何を言っているのかをきちんと聞き取れたのでよかったです。
■今年から本格的に始まった英語活動は、とてもたくさんのことを学べておもしろかったです。これは英語だと思っていた単語が和製英語だったり、もとは違う国の言葉だったり、とてもびっくりしたものもありました。授業を重ねるにつれ、しゃべれないけど、何を言っているのかが分かるようになる場面が増えてきたので、すごくよかったです。これからも、先生が何を言っているのかを推理して、楽しく勉強したいと思いました。そして、少しずつ上達していきたいです。
■私はこの一年間で気付いたことは、英語はあんまりよく分からないけれど、言っていることはなんとなく分かる。英語は不思議だなって気付きました。英語は分からなくても、どこかで通じ合っている。いつのまにか英語の時間が楽しみでとっても好きになっていることを発見しました。英語は日本語とは全然ちがうけれど、同じ言葉で大事だということを学びました。
■私は、この一年間の英語の時間で、マリア先生と渋谷先生から教えてもらったことを生かして、英検の5級を受けました。リスニングで、英語の時間できたえた「言われたことをすいりしながら聞く」を生かして合格しました。筆記も渋谷先生が作ったスクリーンに書かれた英語を読むことで、書かれた文章もすいりできるようになりました。これからも、4月から今までの学習を生かして、英語がペラペラになれるようにがんばります。今年受ける予定の4級もがんばります。来年度も渋谷先生がいいと思いました。
4月から、この子供たちに授業することはない(私が異動なので)。6年生でも更に「素地」の質を高めていってくれることを願っている。
Let's make pancakes! [授業]
5年生、最後の外国語活動はパンケーキ作りである。(こちらが指導案)






使う用具や材料の説明、作り方の説明を私とALTで行う。

How do you say this in English?
そして、英語で説明しながら実際に作ってみせる。

Scoop the batter, and pour it onto the frying pan.


When the pancake is ready, take it out, and put it on a plate.
いよいよ、子供たちの番である。

How much milk do you need?

もう、ひっくり返していい?

うまーい!
子供たちの感想である。
■パンケーキがとてもよく焼けてよかったです。英語でパンケーキの作り方を説明されたとき、何を言っているのか、きちんと分かりました。
■パンケーキ作りは、ちょー楽しかったです。レシピを覚えて家でも作ってみたいです!いつもはホットケーキミックスから作っていましたが、この作り方は初めて知りました。
■パンケーキ作りはとても楽しかったです。けれど、大きくしすぎて、ひっくり返すときに失敗してしまいました。先生の話している英語をすいりしながら聞くことができたので、とてもよかったと思います。また作ってみたいです。
■すべて焼いた後、プチパンケーキを作ったりもしました。いろいろ、ハプニングが起きたけれど、とても楽しいパンケーキ作りでした。次は別のものを作りながら英語をしてみたいなと思っています。
中国のマクドナルド [授業]
先週行った授業である。
『英語ノート1』Lesson 9のテーマは「ランチメニューを作ろう」である。『英語ノート』の巻末には様々なメニューの絵カードが付属している。切り取って、お買い物ごっこやメニュー作りができるようになっている。
しかし、5年生の子供たち絵カードを使ってお買い物ごっこ?う〜ん、知的な活動じゃないなぁ。
ということで、「中国のマクドナルド」を題材とした代案で授業を行った。拙著
に書いた授業である(授業案はこちらでも見ることができる)。
下のメニューを提示し、英語でヒントを与える。子供たちは英語のヒントと漢字の意味からメニューを推測し、食べたいものを選んでいく。

下の写真を示し、This is a hamburger.

What's this?

最初の2文字の漢字が何を表しているのかがポイントとなる。英語でヒントを与える。
そう、チーズバーガーである。では、これはどうだろう。

子供たちは漢字の意味を考える。最初の漢字を指しながら、What does it mean? Yes, it means "double".そう、答えはこうなる。

次々とスライド教材を提示しながら、上のようにメニューの意味を考えさせていった。
授業後、子供たちはこんな感想を書いた。
■マクドナルドの中国語のメニューが意外に推理できたのでうれしかった。
■ぼくも中国のマクドナルドに行ってみたくなりました。
■「中国のマクドナルド」では、どういうことが書いてあるのかをまわりの友達と推理して、コミュニケーションがとれた。
■中国のマクドナルドを見て、とてもおなかがへりました。ハングリーな感じでした。
■だいたい解読できたので、解読するのが楽しかった。
■周りの人たちといっしょに考えて、とても面白かった。よく知っているメニューもあるし、初めて聞いたメニューもあった。中国のメニューと日本のメニューはびみょうにちがっていて、おもしろかった。
■いろいろな意味を想像して考えて、とてもおもしろかった。中国に行ってみたくなった。
■「中国のマクドナルド」の活動では、いろいろな文化のちがいを感じた。
初七日 [その他]
父の初七日だった。親戚と両親の友人を自宅に迎え、無事に法要を終えた。
平成24年2月25日午前4時51分。父は74年の生涯を終えた。
勤務先で脳内出血を起こし倒れたのは55歳。以来19年間、寝たきりの生活を支えてきたのは母である。仕事を理由に家にいる時間が短かった息子はまったく役に立たず、母一人で父の介護を続けてきたと言っていい。母には感謝しかない。
平手打ちを食らったこともある。しかし、普段は温厚で優しく、子煩悩な父だった。
父は、私が中学2年になるときに長岡市に単身赴任。単身赴任が決まったとき、「おまえがお母さんをしっかり守りなさい」という旨の手紙を受け取ったことを覚えている。思えば、その頃の父は今の私よりも若い。週に一度、父と会うことは楽しみだった。しかし、週に一度会えたのも高校2年まで。高校3年になるときには札幌へ転勤となった。私と弟の二人が新潟に残り、父、母、祖父は札幌へと引っ越していった。
再度一緒に暮らし始めたのは、父が倒れて3年後、今の家を建てたときである。
雪男の私と違い、晴れ男だった父は、葬儀の日も見事に青空にした。亡くなって一週間。未だその実感がもてずにいる。
父の初七日だった今日、私は47回目の誕生日を迎えた。
ジャストマイスターを使った授業 [授業]
『ジャストマイスター』に付属するサンプルスライドを使って授業した。サンプルスライドとは言っても、作成者は私自身である。
最初は、日本の行事を題材として、「月の名称」をインプットしていく。例えば、「ひな祭り」のイラストを提示して、
What even is this? Yes, it's Hinamatsuri. When is Hinamatsuri? March.
等と語りかけていくのである。スライドは、イラストをクリックするとネイティブが「月名」を発音してくれるように作ってある。
1月から12月まで終えると、13枚目のスライドには、1年分の行事がイラストで並んでいる。このスライドを提示しながら、Which is February?と尋ねる。指名された子供が、タッチパネルの前に立ち、イラストをタッチすると、イラストに対応した月名の発音が再生されるのである。

続いては、同様の活動をアメリカの行事を題材として行った。St. Patrick's Day等は、子供たちにとって初めて聞く行事であろう。日本の行事のときに比べ、月名とイラストを対応させる際の抵抗が若干上がる。レベルアップするわけである。

さらに、三つ目の活動は「陰暦の名称」と英語の月名を対応させる活動である。まずは、次のスライド。

1月から12月までが順序よく並んでいる。日本語で、「むつき」「きさらぎ」・・・等と言わせた後、教師が指したカードを英語で言わせてみる。スライドは「陰暦名」をタッチすると英語の発音が再生されるようになっている。例えば、「如月」をタッチすると「February」と再生されるのである。
慣れたところで、次のスライド。

今度は、陰暦カードがランダムに並んでいる。先ほどより難易度が上がったわけである。
最後は、ゲーム的要素を取り入れた活動である。次のスライドを使用する。

中央の赤い文をタッチするとWhich is March?と問いが再生される。その問いを聞き、該当の陰暦カードをタッチするのである。正しく「弥生」カードをタッチすれば、ピンポン!という効果音が返ってくるが、間違えてしまうとブブー!である。子供たち、ゲーム感覚で楽しんでいた。

日本の行事、アメリカの行事、陰暦。これらの活動を通し、子供たちには「英語の月名」が繰り返しインプットされることになる。変化のある繰り返しの中で、子供たちは飽きることなく「英語の月名」に慣れ親しむことができるのである。このスライド、オススメ!(自画自賛でした・・・。)
JASTEC発表への感想 [授業]
すると、即日、Webサイト上の掲示板に感想の書き込みをいただいた。
■本日JASTECの研究大会に参加した者です。先生がレジュメに書いてくださったアドレスにアクセスして初めてお邪魔いたしました。以前、先生のご著書を拝読して、今日は(写真ではなく)本物の渋谷先生にお目にかかれるのを楽しみに出かけました。
今日の先生の実践発表は50分では物足りなくて、もっともっとお聞きしたかったというのが率直な感想です。今日の先生のお話から、真のコミュニケーション活動を大切にしていらっしゃることがわかり、さらには先生の温かいお人柄まで伝わってくるようでした。素敵な時間を過ごさせていただきました。ありがとうございました。
この方は、ご自分でもブログをもっていらっしゃる。リンクされていたブログにアクセスすると、ここでも次のように感想を述べられていた。ありがたいことである。
■続く「デジタル教材のススメ」は今日の学会で私が一番楽しみにしていた発表でした。発表者の先生のご著書を読んだことがあるので妙な先入観はありませんでしたが、これが他の先生だったら「デジタル教材のススメ」というタイトルだけを見て「ああ、パソコンとか電子黒板とか、いわゆる『ちょっとオタク系』の自己満足な発表で、ごくごく普通の小学校の先生(特にデジタル機器が苦手な先生)がまねできないようなネタが出てくるのでは」と勝手に思い込んでいたかもしれません。先生の実践報告の中には、ある程度パソコンのスキルを身につけないとまねできないものがあるものの、デジタル教材を駆使した実演があまりにも鮮やかで、まるで手品を見ているかのようでした。児童役で体験しても楽しかったので、デジタル機器に苦手意識をお持ちの先生も「こんなに楽しい授業が展開できるなら、来年度から使えるようにちょっと頑張ってみようかな」と思われたかもしれません。しかも、デジタル教材だけに頼った実践発表ではなく、アナログな部分と言いますか、折り紙など学校に必ずあるものを使った展開にまでつなげていました。小学校外国語活動の研究発表や研修で「ICTの活用」を謳っていると、機器を使いこなして見栄えのする活動を紹介することが目的化してしまって本来の目標である「コミュニケーション能力の素地を養う」を忘れてしまいそうな内容も少なくありません。でもこの実践発表は、あくまでもパソコンなどのデジタル機器は「道具」で、その道具を使った教師と児童のコミュニケーション活動、という位置づけがはっきり見えました。
この方の仰るとおりである。目標は「コミュニケーション能力の素地を養う」ことなのだ。重要なのはコンテンツ。子供を引き付けるコンテンツ(教材)を用意し、教師と子供がコミュニケーション活動を展開する。これが外国語活動のあるべき姿である。
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